見えない訪問にゃの続きの続き

そういえば、続きを書かないままだった(^^ゞ

前の話、其の一其の二

 

さて、この見えないにゃんこは、実際のところ、本当に猫だったのかは定かではない。

あまりよくないものというのは、その人の弱みだったりするものに化けることもあるからだ。

そして、やっぱり猫じゃないなぁ思う現象が次々とおこりはじめたのです。

窓際に置いたソファが、地震でもないのに揺れたり(友人曰くずっと後ろの窓の外を人が横切る気配があって落ち着かなかったと。でも2階だよここ)、お風呂場のドアが開かなかったり、はたまたトイレの鍵が勝手にかかってしまったり汗

 

引っ越したいなぁと思いつつ、まだ半年、一年、なかなかそうもいかずというときのこと。

私が一人で留守番していたら、あきらかに人の気配が(-_-;)

うーん。うーん。

玄関前の廊下は右手はトイレ、左手は洗面所、どうもそのあたりで気配がします。

歩くようなつぶやくような。。。

倒れるかと思いましたよ。怖くって。

こっちにきたら、どうしよう。部屋の奥で身を固める私。。。

 

その時です。

猫の唸り声と物音、玄関の置物が倒れる音。

それは、数秒のことでした。再び猫の唸り声がした次の瞬間。

しーんと静かになり、あの嫌な気配も消えていました。

 

先日亡くなった私の愛猫とのコミュニケーションの話を書きましたが、そう、きっぺいちゃんが

助けに来てくれたのです。しょぼん

それ以来というもの、ずっとあった何者かの気配はなくなりましたが、もともとあまりよい気が流れていなかったこの部屋は1年足らずで引っ越しをすることとなったのでした。

 

どうしてきっぺいちゃんだとずーっと思っていたのか、自分でも理由はわからないけれど、私が落ち込んでいるとき、困っているとき、きっぺいちゃんの顔がふと浮かんできていたのです。繋がってるんだなぁ。見守ってくれているんだなぁと。

これ以降も、実にきっぺいちゃんは守護動物のように、私を助けてくれたのでした。

 

さいころから不思議な事、怖いことはいろいろありましたが、大人になってからは、確実に「怖いこと」のほうが増えてしまいました。

どうしてなのか、その理由も今ならわかるわけですが。

そのあたりはまた今度。