私は火の女!4つの元素~エレメントのお話~

星座とタロットの関係などを記すにあたって、欠かせない用語というものは色々ありますが。今日は、星よみのセッションでお渡ししている「成分表」に記載している用語について記したいと思います。

その中でも今日は成分の中でも重きを置いております。4つの元素=エレメントについてです。

火、風、水、地の4つの元素=エレメンツのことで、古代ギリシャの哲学で提唱されたこの世界の物質は四つの元素から構成されるといった思想です。日本語では四大元素、四大、四元、四原質ともよばれていますね。”火” ”風(空気)” ”地(土)” ”水” の4つを指し示すわけですが、実際にはその名前の通りの具体物を指すわけではありません。物質の状態や様相、つまり性質でを表していているという解釈です。
星座はもちろんのことタロットもこの4つの元素から成り立っています。
ニッポニカなどの辞典で調べるとこのように書かれておりますので参考までに。

『真に「有るもの」は不生不滅・不変不動であるというパルメニデスの一元論に対し、変化のある感覚世界に立脚して紀元前5世紀に古代ギリシアのエンペドクレスが唱えた。イオニアの哲学者たちの根本物質(火・空気・水)に土を加えた四つの根(こん)(元素)は、伝統的な「対立物」としての熱・冷、湿・乾をパルメニデスの「有るもの」として実在化したもので、もう二つの根「愛」「憎」の力によって結合、解離し、万物の諸変化が生じるとした。この説はアリストテレスによって採用され、18世紀末にラボアジエが近代的元素説を提出するまで、七元素説などを派生しながら、基本的な物質観として受け継がれた。しかし、アリストテレスにあっては、真の元素は四元素を形づくる熱・冷・乾・湿の「形相」であり、この形相の変化により元素転換もおこるとされ、健全な唯物論が観念論に変えられ、錬金術の理論的基礎ともなった。』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)


それぞれの元素の性質を表す代表的なものと星座とタロットの対応は下のとおり。
ここでいう「星座」についてはいわゆる私は●月●日生まれだから「●●座」という太陽星座だけのことではありません。生まれた時にどの位置(星の座標=サイン星座)にいたかどうかは、太陽星座だけ知っていても”あまり”意味がないように私は感じています。
まず10個の惑星「太陽、月、水星、金星、火星、木星土星天王星海王星冥王星」が、12星座のどの位置にいたかどうか、全体図、つまり内訳を知ることが必要なのです。。
例えば私は太陽星座は「獅子座」なのですが、月星座は「蠍座」です。
獅子座は火のエレメントで、蠍座水のエレメントです。こうやって10個の惑星がどの星座の位置にいたかで、自分の生まれる時に選んだ資質が変わってくるのです。ちなみに私は火のエレメントが多いで、下に記しているように「直感」タイプで、自分のインスピレーションを何より大事にしています。正確にいうと、大事にするようになって、自分を活かせるようになりました。つまりは火の女なのですにやり

 

私のネイタルチャートはこれ


また、各惑星とサイン(星座)の関係はというと、太陽が獅子座に入っている場合の解釈として太陽の性質は獅子座的になります。月が蠍座に入っているので、私の月の性質は蠍座的になります。 で、太陽の性質が獅子座だとどうなるの?って話になるのですが、その辺は、また別の機会に書きます。
さて前置きが長くなりましたが、各エレメントの説明を!

◇火◇
星座:牡羊座・獅子座・射手座
タロット:ワンド

熱意・やり甲斐・精神論に重きを置く「直感」タイプ
情熱的で、思考よりも、インスピレーションで行動します。目標に向かい情熱的に力強く突き進んでいくことができるので、目標や情熱を失うと意気消沈してしまいます。

◇風◇
星座:双子座・天秤座・水瓶座
タロット:ソード

理論や客観性を重視する「思考」タイプ
情報や知性、想像力を重要視し、常に変化や刺激を求めて行動します。物事を論理的に解釈することが得意で冷静に判断することが得意。停滞やルーチンワークに取り組むことは苦手です。

◇水◇
星座:蟹座・蠍座魚座
タロット:カップ

気持ちやムードを重視する「感情」タイプ
共有や絆、一体感を求める人情派で、自分や他者の思いを重要視して行動します。人の感情の機微を敏感にキャッチできる反面、他人に影響されやすい一面を持っています。

◇地◇
星座:牡牛座・乙女座・山羊座
タロット:ペンタクル

目に見えるもの、感じられるものを重要視する「感覚」タイプ
安定感や物質的な価値を重要視して行動します。確実に努力を重ねながら、時間をかけて目標を達成しようとします。対価や保証をシビアに求める現実派のため人の気持ちや目に見えないものは後回しにしがちです。

ここまで長くなってしまったので、各星座とタロットの詳細は次回にします♪
最後までお読みいただきありがとうございました。